あれはちょうど20歳の夏、私は絶望の淵に突き落とされました。

当時私は膵炎（すいえん）を患っていることがわかり、医師からは「これはもう治らないから、一生付き合っていくしかないよ」と冷ややかに言われました。

頭が真っ白になり、何も考えることができませんでした。

主な症状は腹部や背中の激痛、そして耐え難いほどの嘔吐でした。
膵臓は消化において重要な役割を果たしているので、膵臓がダメになると食べられないんですよね。

お腹はすくんだけど気持ち悪くて食べられない。無理して食べると吐いてしまう。
大げさじゃなく、毎食吐いてました。

1ヶ月で10kg痩せてしまったので、周囲からは「あいつ、死ぬんじゃないか」と本気で心配されました・・・。

本人は死ぬほど辛かったですけどね。何にせよ、食べられるものが無いんですから。

肉を食べちゃダメ、脂ものもダメ、辛い物やコーヒーもダメ、運動しちゃダメ、あれもダメ、これもダメ・・

気が狂いそうでした。まさに人生のどん底でした。

この世の不幸をすべて自分が背負ったかのようなネガティブな気持ちになり、自暴自棄に陥った時もありました。

ですが、ほどなくして「命まで失ったわけではない。生きていることに感謝しよう」と発想をポジティブに切り替え、食事の管理やストレスへの対処など生活習慣を徹底的に見直しました。

そして、絶対に諦めないと決めてからは整体や鍼灸、カイロプラクティックなど、病院以外の治療にも根気よく取り組みました。

その結果、「一生治らない」と言われていた膵炎は、８年かけて完治することができたのです。

奇跡が起きたと思いました。

この経験から、「諦めなければ必ず道は拓けるんだ」ということを伝えたい、私のように絶望の淵で悩んでいる方の力になりたいと思い治療家を志しました。

改めまして、無数にある治療院の中から私たちのホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

鍼灸カイロプラクティックふぁんふぁん文京白山院の代表を務めております、黄鎔秀（ファンヨンス）と申します。

私たちは「ご縁のある全ての方の可能性を広げる」という想いのもと、たくさんの患者さんをサポートしてきました。2010年に板橋区上板橋にて本院を構え、これまでにのべ５万人を治療してきました。

その中で、不安や悩みを抱えた方々が心身共に元気になり、やりたかったことを思う存分やれるようになったり、新たな目標ができて生き生きとされていく姿をたくさん見てきました。

そして、そのような方を一人でも多く増やしたいという想いで、文京区方面からのご来院も多かったことから2018年1月に文京区白山・本駒込エリアにも院を構えることになりました。

今ではたくさんの方にご紹介をいただき、白山・本駒込エリアはもちろんのこと、周辺の東大前・本郷エリア、千石・巣鴨エリアや千駄木・根津エリア、春日・茗荷谷エリアからもたくさんの方々にご来院いただいております。

おかげさまで私たちは治療院業界の「食べログ」とも言われるエキテンという口コミサイトで、全国でも０.５％ほどに入る高評価をいただいており、これは２００院のうちの１院という評価になります。

そのような評価を頂ける当院だからこそ、やりたいことも半ば諦めてしまっていた方々の力になってこれました。
今は大変つらくて先々に不安を抱えているあなたも、きっと私たちが力になれますので是非ご相談ください。

ご存知の通り、街で目にする治療院は山ほどあり、文京区においても年々増え続けています。

全国的に見ても整体・鍼灸・カイロプラクティック・マッサージなど、治療院の数はコンビニよりも多く存在しています。

治療家が増えて治療院が増えているのに、不調を抱えた人が世の中にこんなにも多いのはなぜでしょうか？

このホームページをご覧いただいているということは、あなたも不調を抱えて整体などの治療院を探しているかと思います。すでにいくつかの治療院に行かれた方もいらっしゃるかと思います。

あなたがなかなか治らないのはなぜでしょうか？

これまでに受けた整体などの治療法が合わなかったから？

あなたの頑張りが足りないから？

いいえ、決してそんなことはありません。

多くの院はしっかりと治療をされているでしょうし、あなたもできる限り頑張っているはずです。

ではなぜ治らないのか？

その理由としては、不調に陥る「根本的な原因」を見つけられていないのが一番でしょう。

つまり、臭いものに蓋をするだけで原因から根こそぎ改善するための治療方針が立てられていないため、根本原因に対する治療ができていない院が多いからと考えられます。

お恥ずかしい話ですが、私も駆け出しの頃は早く楽にさせてあげたいという思いが強すぎたあまり、「症状」ばかりに目が行って「真の原因」に対してアプローチする治療ができていませんでした。

そうすると、一度楽になったはずの患者さんが、また再発して苦しむ姿を何度も見ることになりました。

これは誰も望んでいない結果だし、誰も幸せになれないと気づき、「根本原因に対する治療をする」「再発しないように治すんだ」という信念を強く持つようになりました。

そう、症状というものはあくまでも「現在あなたの健康状態は良くないですよ」ということを知らせてくれるサイン＝警報装置に過ぎないのです。

警報装置だけを止めたところで火の元は何も変わっていません。

いずれまた警報が鳴る（症状が再発する）ことでしょう。

多くの患者さんを診て来た中で、ほとんどの患者さんの原因には共通点があるということに気づき、それを改善することこそが全てだという結論に辿り着きました。

細かい生活習慣はそれぞれ違えど、根本は共通しているところが多いということです。 靴を履いて二足歩行をし、箸を使ってご飯を食べ、重たいカバンを肩に掛け、椅子に座って足を組み、PCを使って仕事をし、満員電車に揺られながらスマホをいじり・・

共通文化の中で生きていると、赤の他人であっても似てくるものが多いのです。

この共通して抱えている問題を解消していかない限り、今後も腰痛・肩こりはもちろん様々な症状を訴える人は減らないでしょうし、減らないどころか増え続けると考えます。

私がこれまでにのべ５万人を治療しながら分析してきた結果、「不調の原因」は『姿勢不良』『ストレス』『生活習慣』の３つに分類できることがわかりました。
以下にそれぞれについて解説いたします。

１．姿勢不良

あなたは自分の姿勢を見たことがあるでしょうか？

立っている姿勢・座っている姿勢・寝ている姿勢と色々ありますが、今あなたが取っている姿勢は何年、何十年と掛けて染み付いてきた言わば「癖」です。

当院では必ず初診の検査時に姿勢の写真撮影をして分析をしますが、多くの方が分析写真を見て衝撃を受けます。

頭の重さは平均して5kgほどですが、理想の姿勢から離れれば離れるほど頭の重みによる負荷は増えていきます。つまり本来なら5kgの負荷が、7kgや10kgの負荷になってしまっている人がざらにいます。

そんな姿勢で24時間365日過ごしていたらどうなるでしょうか？

身体にかかる負荷がどんどん蓄積されて、あちこちが悲鳴を上げるのも時間の問題です。そして残念ながら今の姿勢は、あなたの脳が「正しい」と思って自然と取る姿勢なのです。

「無意識」で過ごしている限りなかなか負荷を減らせられないこの『姿勢不良』こそが慢性症状の一番の原因と言えます。

２．ストレス

我々ヒトにとって、外部からの刺激はすべてストレスとなり身体は何かしらの反応を起こします。

刺激には物理的（寒冷・騒音・放射線など）、化学的（酸素・薬物など）、生物的（炎症・感染）、心理的（怒り・不安など）刺激があり、過度に受ける刺激によって健康状態が崩されてしまします。

また、日々の暮らしの中で様々な環境の変化がありますが、良いことも悪いことも「環境の変化」はすべてストレスとなります。 結婚や出産など一般的に喜ばしい出来事も、大きな環境の変化とともにストレスとなっていることがあり、本人もそれに気づけていません。

特に現代社会においては人間関係で悩みを抱えている人が多く、ストレスフリーでいられる人が少ないと言えるでしょう。

核家族や単独世帯が主となっていることもあり、悩みを相談できる人が近くにいなかったりお互いに助け合うことが難しい状況もそれを助長しています。

多かれ少なかれあなたが抱えているストレスが、健康状態を崩す原因のひとつになっています。

３．生活習慣

生活習慣とは主に、「食事」「睡眠」「運動」のことです。

これは健康づくりにおける根っこであり、土台となるものです。

これまで診てきたなかでも、生活習慣がおろそかになっているがために、治療をしていてもなかなか改善されないという方をたくさん見てきました。

生活習慣を改善せずにより良い未来を望むのは無理な話ですし、これらはまだまだ改善の余地がある「伸びしろ」でもあります。

①食事～あなたのカラダは食べたものでできています。生きていくだけでも栄養は必要で、さらに健康な状態を作ろうと思ったら、ただ食べているだけではダメです。栄養がきちんと確保されているかが大切で、ご自身ではバランス良く食べているつもりでも意外と栄養が足りていない方が多いです。

②睡眠～食べたものは眠っている間に消化・吸収が促されていきますので、質の良い睡眠は必須です。また、身体が回復するための大切な時間であり、重要なホルモンも分泌されるため、しっかりとした睡眠時間の確保や寝始める時間もキーポイントになります。

③運動～不要なものを体外に排泄する働きも運動によって促進されます。運動によって血流が促され、鍛えた筋力によって良い姿勢も維持することができます。そもそも人間も動物です。本来は食欲や睡眠欲と同じくらい「動かずにはいられない」生き物なのですが、便利な世の中になった代償として運動不足が健康状態を崩す原因のひとつになっています。

病や不調に打ち勝ち、心も体も健康に過ごすには、「本気で治そう」という意識が重要で根気も必要です。

今日から筋トレを始めて明日ムキムキになっている、ということはまず無いですよね（笑）

身体は少しずつしか変われませんし、変えるには「時間」を味方にしなくてはいけません。

すぐに諦めてしまっては、長期に渡り真の健康を手に入れることはできません。

仮にあなたが、

・１回で全てを良くして欲しい
・その場だけの気持ちよさを求めている
・生活習慣を改めるほど、本気ではない

という考えをお持ちの場合は、私たちの治療方針とは合わないかもしれません。

逆に、

そんな思いをお持ちであれば私たちたちにご相談ください。

私たちがあなたの悩みに正面から向き合い、原因と解決策を探します。
そして、いつでも楽しく生活できるような身体を取り戻せるよう全力で寄り添いサポートいたします。